こんばんは。
秋競馬開幕。新馬戦にも良血馬の出走も増えてくる頃ですね。
先週も6鞍の新馬戦が行われ、注目馬がたくさん。
では気になった馬を中心に簡単に振り返りを。
バレリオ(中山芝2000m 2.05.5 上り3F33.7)
牡2 父ステイゴールド 母リリウム(クロフネ)
美浦:相沢厩舎 馬主:サンデーレーシング
名牝ダリアの娘、ベゴニアを祖母に持つ良血馬。
スタート一息で最後方からの競馬になりました。ちょっと突っ張るような、ピッチ走法なような不思議な走り方。
レースは9頭立てということもあり前半1000m1.06.8の超スローペース。
残り1000mあたりから徐々にポジションを上げていき、直線入り口では先頭を射程圏に。
追われてからはストライドをしっかり伸ばして1.1/4差で完勝。
レースの上り3Fが11.4-11.3-11.2(33.9)と加速する流れで、最後は引き離す余裕があったあたり能力は高そうです。
毛色からもステイゴールドよりも母父クロフネが出ているように思います。超大物という感じはありませんが、来年のクラシック路線には乗ってくる可能性は十分にあるかなと思います。
ジャンダルム(阪神芝1600m 1.37.3 上り3F33.7)
牡2 父Kitten`s Joy 母ビリーヴ(サンデーサイレンス)
栗東:池江泰寿厩舎 馬主:ノースヒルズ
母ビリーヴということで兄弟にファリダッドやフィドゥーシアがいる注目の1頭。ちなみに1番人気はミッキーアイルの全妹にあたるスターリーステージが単勝1.4倍の断然人気でした。
キレイなスタートを見せ、道中は3番手をソツなく追走。1F12~13秒台のスローなラップを刻みながら4コーナーへ。
ちょっと外へ行きたがる面を見せましたが、追い出してからはスムーズに加速。残り2Fのところで10.9秒のラップを見せました。
残り200mで先頭に立ってからも余裕があり、最後は流す感じ。
武豊騎手からの評価も高いように、朝日杯あたりでは上位人気するくらいの馬になりそうです。
一方、人気のスターリーステージは道中から馬群に入れ、4コーナーでもインに入り今後の経験積みのようなレースぶり。
ジャンダルムよりは厳しい競馬をした分、3着と不覚を取りましたが次走は確勝級かと思います。
シルヴァンシャー(阪神芝2000m 2.04.1 上り3F34.1)
牡2 父ディープインパクト 母アゼリ(ジェイドハンター)
栗東:池江泰寿厩舎 馬主:サンデーレーシング
母がアメリカの名牝アゼリ、兄弟にロイカバード、アドマイヤアゼリと高額取引馬がいる超良血。
ただ兄弟ともに現状では期待ほどの活躍ができていない感じ。ロイカバードはサトノダイヤモンドとの高額取引馬同士の豪華すぎる新馬戦が話題になりましたが、その後はパッとせず、重賞に顔を出すも現在は1600万条件の身。アドマイヤアゼリも3歳馬で500万条件で好走はあるものの1勝止まり。
そういう目線から見てみると、この馬もちょっと鵜呑みにはできないところがありそうです。
出遅れから捲ってラスト2Fは11.3-11.4とまとめていますが、今回はメンバーが手薄だったことも事実。
血統もレースぶりもデムーロ騎手のコメントからも将来性がありそうではありますが、次走過剰人気するようなら様子見かなと。
デルニエオール(阪神芝1400m 1.23.2 上り3F34.6)
牝2 父ステイゴールド 母オリエンタルアート(メジロマックイーン)
栗東:池江泰寿厩舎 馬主:サンデーレーシング
いわずと知れたオルフェーヴルの全妹。母オリエンタルアート最後の仔ということでより注目が集まりました。
スタート五分から中団待機。3コーナー手前あたりでは口を割る仕草を見せるなどやっぱり若さが見られます。
4コーナー手前から外から進出、直線半ばで先頭に立つとピエナミント以下を抑えて1着。
馬体重が408kgとまだまだ成長が必要かと思います。今日は素質と切れ味だけで勝ちました。
仕掛けられたときの瞬発力はありそうなので、あとは総合的に力をつければ次走以降も当然注目の1頭です。
来週以降も続々良血馬、評判馬が登場しそうですね!
来年のクラシックを賑わす馬を探すのも秋競馬の楽しみです。
それではまた!
みなさま、最後まで読んでいただきありがとうございます!
今週も頑張って予想しますよ!
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